あんとすぅと いっぽいっぽ

子供といっしょにちょこっとお出かけ、働きながらちょこっと手作り・・・そして日々思ったことなどを綴っていこうと思います。

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卒園祝いの本

子ども達へかぁちゃんが贈る卒園祝いの品は
かぁちゃんが大好きな絵本と決めていた。

まず1冊目は・・・

宮澤賢治の「よだかの星」
よだかの星 (日本の童話名作選)よだかの星 (日本の童話名作選)
(1987/12)
宮沢 賢治

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かぁちゃん、宮沢賢治の作品は小学校の図書室で読んだ。
たぶん、そのとき図書室に収蔵されていた賢治の本はすべて。
そのなかで、一番心に残っているのが
この「よだかの星」なのである。

賢治の本は難しい。
何がどうといわれるとうまく説明できないもどかしさ。

わかりやすさでいけば
「セロ引きのゴーシュ」や「注文の多い料理店」などがあるけれど

有名な「銀河鉄道の夜」もむずかしい。
(ちなみにこれも読んだはずなのに
内容をちっともおぼえていないのである)

だから、賢治の本の好きか嫌いかを問う時は
「感覚」のみなのである。

「よだかの星」
鷹に似た鳴き声とたくましい羽を持つよだか。
だが、その風貌は「鷹」とは似てもにつかず
顔は味噌をつけたようにまだらで
平べったいくちばしはまるで「かえる」のよう。
森の鳥たちに「鳥の面汚し」と罵倒され
本家本元の「鷹」には「名前を変えろ」とまで言われます。

かなしいよだかは「星になりたい」と天にむかって飛び続け
やがて「青い美しい光」になって夜空に燃える星となったのです。

自分でどうすることもできない「欠点」やマイナス要素を
指摘され迫害される不条理を賢治はどう表現しようとしたのでしょう。
「星」になったからいいとしたのではないと思います。

納得のできない結論のでない結末を読みつつ
それでもこれが一番印象に残った
幼少期の自分・・・

子どもたちには少し、早いかもしれないが
それでもこれからの小学校時代に
たくさんのいい本にであってほしいという願いをこめて。

もう一冊は
「八郎」斎藤隆介著、滝平次郎
八郎 (日本傑作絵本シリーズ)八郎 (日本傑作絵本シリーズ)
(1967/11/01)
斎藤 隆介

商品詳細を見る

少し前のブログにも載せた斎藤・滝平のコンビの絵本を
もう1冊の卒園祝い絵本にしました。

秋田県「八郎潟」
この名前の由来となっている伝説が
この「八郎」のおはなしです。

八郎は「おおきくなりたい、おおきくなりたい」と願い
本当に「家一けん、すっぽとはいるほど」の大男になった。
でもなぜ、自分がこんなにまで大きくなりたいと願ったのかわからない。
が、願い通り大男になった。

ある日大波に田んぼがさらわれてしまうと泣いている百姓の子どもを見て
山をほおりこんで波を止めようとしたが
それでは波が止まらない。

さっきほおりこまれた山は
「おら、さみぃ」と泣いていた。

八郎は自分も今からそばに行くと
山に声をかけると山さえも泣き言を言うほどの
寒い海の中に入っていき
波をとめるのである。

「わかったぁ!おらが、なしていままで
おっきくおっきくなりたかったか!」


八郎は自分の身体を海に沈め、村を守ります。



先の宮澤賢治さんは岩手県出身の作者
そして、斎藤隆介さんが書く「八郎」「三コ」「花さき山」は
秋田のおはなしなのですね。

そして、思うのは
東北の方の力強さとやさしさと・・・

震災の後、日本人のモラルの高さに諸外国の方が目を見張ったいう
記事を目にしました。

この記事を見て、このお話を思いだしました。
「自己犠牲」そんな言葉で簡単に表しては申し訳ない。
ただむかしからこんな民話が伝わるほどに
北の国の人は、力を合わせて街を守ってきたのだと


あんすぅにも人を思いやる力を培ってほしい。

「山」とは言わないが心にきれいな花を咲かせる子どもになってほしい。

そんな願いをこめて、この本を贈ります。

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あんすぅままの育児日記

ダンサー
一卵性双生児あんとすぅ(6ヶ月の頃)です

プロフィール

あんすぅまま

Author:あんすぅまま
あん(♀)  2004年6月生まれ
出生体重1992gと小粒で生まれた
ものの保育器から出てすぐの
おっぱい授乳で80ccを飲み
看護婦さんを驚愕させたつわもの。
今も食べるの大好き娘です。

すぅ(♀)   2004年6月生まれ
出生体重1624g
あんよりもっと小さく生まれたけれど
自己主張のはっきりしたがんこもの

とーちゃん 大阪生まれ
得意料理はお好み焼きとたこ焼き
これを作ると必ず
「これって売れると思わへん」と聞く
こてこての大阪人

かぁちゃん 京都生まれ
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ただいま、働きながら双子育児中♪ 
 

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