あんとすぅと いっぽいっぽ

子供といっしょにちょこっとお出かけ、働きながらちょこっと手作り・・・そして日々思ったことなどを綴っていこうと思います。

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湊かなえ「告白」

昨日の夜、おばあちゃんから電話がかかってきて
「車さんで夏まつりするみたい。
ヨーヨー吊りや金魚すくいもあるらしいから
明日、朝、あんとすぅ迎えにいって連れて行くわ」
と電話があった。

しばらく、じぃじとばぁばに会っていなかったあんとすぅ。

その話をしたら

「やったー
ですって。

えぇ、えぇかぁちゃんも「やったぁ」でございますよ。

君たちがいないうちに
家の片づけを済ませよう!

と思うものの、「あれしなきゃ、これしなきゃ」と
考えつつ
結局こうしてパソコンをいじっている・・・

わはは、そして、また片付かないおうち・・・
でもまぁ、この時間に更新を。


会社の署内のまわし読み文庫
「これ、読んでみてぇ」と回ってきたのが

2009年の本屋大賞
2010年6月に松たか子主演で映画化された
湊かなえの「告白」
告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)告白 (双葉文庫) (双葉文庫 み 21-1)
(2010/04/08)
湊 かなえ

商品詳細を見る


貸してもらった時に
先に読んだ数人から読後評価を聞いたら

「めちゃくちゃのめりこんで
2時間半で読みきった。
先が気になって読まずにいられない」
と言う意見と

「なんか、おどろおどろしくって
もひとつ・・・」

という両極端な評価に分かれた。
では私の読後感想はどっちなんだろう?

本の帯には

「私の娘は事故で死んだのではありません
このクラスの生徒に殺されたのです。」

という衝撃的な女教師の『告白』が使われています。

これが物語のプロローグ

1年B組の担任シングルマザーの森口先生。
その先生の4歳の娘が学校のプールで水死した。
マスコミは「事故」と報道したけれど
実は娘はこのクラスの生徒2名に殺されたのだと
教職を退くことを決意した森口先生は
終業式の後のホームルームで告白します。

この本それぞれ
「聖職者」「殉教者」「慈愛者」「求道者」「信奉者」「伝道者」
と章の名前がついており
それぞれの立場の人間が
ひとつの事件について見方を変え『告白』する
と言う形が取られています。

「聖職者」の章は森口先生の『告白』
が、ストーリーとは別に
聖職者いわゆる先生、教師が今現在おかれている立場に対し
作者が「訴えたいこと」が
書かれているのではと思わせます。

学校の先生、「勉強」だけを教えていればいいと言うものでなく
学校でおこった事件に対してもさまざまな対応を要求される。
例えば、本書では
深夜女生徒に呼び出された男の教師が
あらぬ疑いをかけられ
それ以降、学校側は女生徒の呼び出しには女性の教師が
男子生徒の呼び出しには男性の教師が
赴くことになる。
そんな苦肉の策や対応を常に強いられる学校・・・
自分の子供のとった不道徳な行動には何の文句も言わず
学校側を攻め立てるだけの親
それに屈せざるを得ない学校
そんな図式に作者がいかに理不尽を感じているのかと言うことが
伝わってきます。

「慈愛者」の章は犯人の少年Bの母親
息子を溺愛し守ろうとする母親の日記と言う形の『告白』

子供の気持ちを察しようと
懸命に子供と接する母親の姿が描かれています。

自分の子供の能力を過分に評価しすぎ
甘やかし、育ててしまった・・・悪

でも
それって自分の身を省みた時
自分も犯してしまう罪なのでは
と考えてしまう。

「信奉者」で語られる殺人を計画した主犯格の少年Aの『告白』では
彼と母親との関係が
後々の彼の殺人計画の「動機」とも取れるのだから

母親というのは
なんと難しいものなんだろう。

最終章「伝道者」
娘を殺された森口先生の復讐劇が完結します。

この最後のシーンが・・・

有りなのか?否か?
意見が別れるところなのでしょう。

私は否。

でも本書の感想は◎です。
最後に到達するまで
いろんなことを考えさせられます。
そして、それぞれのシーンが絡み合って物語を構成しています。

皆さんも、読んでみて
そして、考えて
有りか否か。

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*Comment

NoTitle 

お久しぶりです。

うち、この本が出たばかりの頃に読みました。
確かに一気に読み上げたな~

で、映画を見ようかどうか悩んでます。
自分の中で作り上げたイメージと壊れたらどないしようって。

色々考えられる作品ですよね。
ちなみに私も否です。
  • posted by お気楽ママ 
  • URL 
  • 2010.07/12 20:38分 
  • [Edit]

読みたい 

告白読みたいです。

最近、大事にしたい本を買いました。
「pen 美しい絵本」
読み流してもいいような気がするのに
なんだかすっと私に心に入ってきました。
そばに置いて、ふと開きたいようなそんな本です。
  • posted by kei&ibu 
  • URL 
  • 2010.07/13 01:20分 
  • [Edit]

お気楽ママさんへ 

お久しぶり~♪
コメントありがとうございます。

先に原作を読むと映像でみるのためらってしまいますね。
私も「バチスタ」の時そう思いましたもの。
映画をみられた方の話では、映画のほうが結末をぼやかしており
映画を見た一人一人がおのおの考えるような
作り方だった。
それと原作のほうが人物が書きこまれているとおっしゃっていましたが
少年Bの母役をされた「木村佳乃」さんは見たいと思いました。
本の帯の写真、めっちゃきれいやったの
  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2010.07/13 08:44分 
  • [Edit]

kei&ibuさんへ 

いつでも手元において
ふっとひらきたくなるような本に出会えたことは
幸せ~♪

私は心弱くなった時に
開く本があります。
それは一所懸命に生きている人のエッセィが多いのですが
「人間ってまだまだすてたもんじゃないよな」と思わせてくれ
がんばろうって気になるんです。
  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2010.07/13 12:53分 
  • [Edit]

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あんすぅままの育児日記

ダンサー
一卵性双生児あんとすぅ(6ヶ月の頃)です

プロフィール

あんすぅまま

Author:あんすぅまま
あん(♀)  2004年6月生まれ
出生体重1992gと小粒で生まれた
ものの保育器から出てすぐの
おっぱい授乳で80ccを飲み
看護婦さんを驚愕させたつわもの。
今も食べるの大好き娘です。

すぅ(♀)   2004年6月生まれ
出生体重1624g
あんよりもっと小さく生まれたけれど
自己主張のはっきりしたがんこもの

とーちゃん 大阪生まれ
得意料理はお好み焼きとたこ焼き
これを作ると必ず
「これって売れると思わへん」と聞く
こてこての大阪人

かぁちゃん 京都生まれ
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ただいま、働きながら双子育児中♪ 
 

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