あんとすぅと いっぽいっぽ

子供といっしょにちょこっとお出かけ、働きながらちょこっと手作り・・・そして日々思ったことなどを綴っていこうと思います。

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ガラシャ祭りと「細川ガラシャ夫人」三浦綾子著

京都市の隣、長岡京市で
「ガラシャ祭り」というお祭りが行われました。
細川ガラシャ
輿入れ行列の「細川ガラシャ」

なぜ、長岡京市でガラシャ祭りなのかといいますと
ガラシャが嫁いできた細川忠興の城
勝竜寺城跡がここ長岡京にあるからなのです。
勝竜寺
勝竜寺跡は今は公園に整備され市民の憩いの場となっているそうです。
お堀の鯉をのぞいているあんとすぅ

細川ガラシャは本名、玉子といい
戦国武将、明智光秀の娘です。
ガラシャというのはキリスト教の洗礼名なのですが
本名の「玉子」より
この「ガラシャ」のほうが一般的には有名なのではないでしょうか。
そして、明智光秀といえば主君織田信長に反旗を翻し
「本能寺の変」で信長を撃ち、
その後、同じ家臣であった豊臣秀吉に撃たれ
「三日天下」などとやや侮蔑を持った言い方をされる武将
といったイメージですが・・・

わたし、この戦国時代ってやつが結構好きで
この時代の本をよく読んだりしているんですが
戦国武将の中でだれがすきと聞かれると
間違いなく
この「明智光秀」と答えます。

昔は「かっこいい」と思わせる織田信長なんかが好きだったんですが
彼のような魔王が京都の街を征服していたら
と思うとちょっと怖いものがあります。
その魔王を倒せたのはやはり、冷静沈着、思慮深く博学の明智光秀以外には
いなかったんではないでしょうか?
そして、彼が信長を倒したからこそ
その後、豊臣秀吉が天下を取り得たと思うのです。
秀吉が信長を撃つとは考えられない(私見です)

この光秀さん
この時代の人としてはめずらしく側室を持ちません。

奥方であるひろ子さんは光秀に嫁ぐ前、疱瘡を患い
顔にあばたが残ってしまいます。
そのため、ひろ子の父は代わりに妹を光秀の下に差し出すのですが
光秀は身代わりであることを見抜き
「私が妻にと望んだのはひろ子、一人
ひろ子でなくでは嫁にもらわぬ」そう言って妹を家に帰し
妻ひろ子は涙ながらに喜んで光秀のもとに嫁ぐのです。

妻を愛し、子供を愛し
信心深く、人民を思いやり・・・
そんな父をまじかで見てきた玉子が「人はみな平等である」という
キリスト教に惹かれないわけがありません。
主君を撃った逆臣の子として丹波へ幽閉されたりと
苦難の人生の中でキリスト教に救いを求めたという見方もありますが
人はみな上下の差がなく平等なのだという教えは
父、光秀の教えでもあったと思うのです。

そして、夫忠興との愛
一般に政略結婚で結ばれた二人で
細川家はお家のために玉子を捨てた
という解釈が一般的です。

ですがこの本
「細川ガラシャ夫人」三浦綾子著
細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫)細川ガラシャ夫人〈上巻〉 (新潮文庫)
(1986/03)
三浦 綾子

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細川ガラシャ夫人〈下巻〉 (新潮文庫)細川ガラシャ夫人〈下巻〉 (新潮文庫)
(1986/03)
三浦 綾子

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この小説で書かれている忠興と玉子の愛
戦国時代ならではのお家存続の駆け引きはあるものの「本物」です。
美貌の玉子を一目見て本当に好きで好きでたまらなく
他の人の目に映ることも禁じたくらい
子供っぽく独占欲の強いわがままな愛情を注いだ忠興

玉子はそんな忠興の愛を心底、受け止めたのです。
キリスト教は自殺を禁止しているため
自ら、家臣の刃に貫かれ死を選んだ玉子
もし、彼女が敵の手に落ちたら
敵方の慰み者になってしまうやもしれぬ。
その将来を忠興も玉子も充分想像していました。

忠興は最後の最後まで
玉子を愛していました。
だからこそ、玉子が他の人の手に渡るのが辛かった。
そして、その愛している人間に自ら「死ね」と宣言することも
辛かった。
その忠興の心がわかったからこそ
玉子は刃に身を投じたのです。
そして、生の中に生きるより死の中に生きることを選んだのです。

時代に翻弄された悲劇のヒロインとして描かれる玉子より
愛に包まれ自分の信念と信仰の中、死んでいった玉子
のほうが何倍も魅力的だと思うのです。

歴史の真実はわかりません。
だからいろんな小説や史実が語られるのでしょうが
この三浦さんの「細川ガラシャ夫人」
いいですよ~

細川忠興お玉像
勝竜寺公園の「細川忠興、お玉像」

*Comment

NoTitle 

私も戦国時代や歴史もの、大好きです。
明智光秀も近年、汚名返上の説が
たくさんでてますし、とても興味深い人だと
思ってます。
あんすぅままさんとだったら、歴史の話しで
盛り上がれそうな気が・・・
うちの旦那は歴史がからっきし興味がなく
今やってる大河も私は息子と視て、
西郷が竜馬がなぁ。。と言い合ってます(笑)

↓たこ焼きパーティ、楽しそうですね。
 うちの子はマーブルチョコ&いちごの具が
 好きなんですよ。
  • posted by セカンドピヨコ 
  • URL 
  • 2008.11/10 12:44分 
  • [Edit]

セカンドピヨコさんへ 

うちのだんなも
歴史ものなんかにはいっさい興味がなく・・・
私一人、あつく語っています。
一緒にお話ししたら、盛り上がれるかしら?

明智光秀
1~2年ほど前に唐沢寿明さんが演じられた
「神に愛されなかった男」という
ドラマの光秀さんが私のイメージにはぴったりで・・・
ご覧になられたかしら?
唐沢さん、いい役者さんだなぁと。
「利家とまつ」も好きでした。
今の大河は見れてないんですが・・・
  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2008.11/10 16:15分 
  • [Edit]

NoTitle 

行ってきたんやなぁ!
ウチ、時間が合わんかったらしく、見れんかったわ。
子供に、「リアルおじゃる丸見に行く?」って言ってたんだけどなぁ(笑)
毎年、キャスト募集してるよね。
来年、がんばってみてみたら?
  • posted by おかん 
  • URL 
  • 2008.11/10 17:25分 
  • [Edit]

NoTitle 

へぇ~!
恥ずかしながら、私は歴史物がとても苦手だったので、あんすぅままさんの説明、読み入ってしまいました。
まだ当分無理だと思うけど、時間に余裕が出来たら、読んでみようかなぁと思いました。

たこ焼きパーティ、いいですね!
ウチの子達もたこ焼き大好きだから、やったら喜ぶだろうなぁ。
でも、上手にふくらまないんです・・・
  • posted by 松本千秋 
  • URL 
  • 2008.11/10 21:13分 
  • [Edit]

おかんさんへ 

「リアルおじゃる丸」かなるほど!
今年のお玉さんは大学生だそうで
本当に美しい方でしたよ。
キャスト募集、いやーん絶世の美女といわれた
ガラシャですよ。むりむり
ってガラシャやろうてこと自体があつかましい(笑)
腰元にもなれないですわ。
  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2008.11/10 22:53分 
  • [Edit]

松本千秋さんへ 

「細川ガラシャ夫人」は
あくまで、私個人の感想なので
時間ができたらぜひ、読んでみてくださいね。

たこ焼きがうまく丸まらないのは
中の粉が固まってしまってから
ひっくり返すからではないでしょうか。
中ができきっていないやわらかい状態で
ひっくり返すと中の粉が反対側の丸をつくって
まんまるのたこ焼になりますよ。
大阪人は自分んちのたこ焼が一番おいしい
と思っている人が多いから(うちのとーちゃん)
たこ焼を語らせるとうるさいよ。
  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2008.11/10 23:04分 
  • [Edit]

NoTitle 

へえー。
社会科が苦手な私。
名前は聞いたことあるような・・って程度で誰のことやら。(^^;)
でもでも、あんすぅままさんの説明を読むと、面白そう。
早速図書館に予約入れちゃいました♪
今週中に読めるかな。^^
  • posted by みい 
  • URL 
  • 2008.11/11 10:22分 
  • [Edit]

みいさんへ 

歴史の人物は書く人によって
いろんな解釈ができますし
おのずといろんな物語が生まれてきます。
読んだら、みいさんの感想も聞いてみたいです。
  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2008.11/11 12:17分 
  • [Edit]

NoTitle 

ようやく読みました。
読んで感じたことは、人の弱さですね。
『家』という現在では不確かになってしまったものに縛られ、『~でなければ』に縛られ、自分の意志より他のことが優先される時代。
そうでなければ、本当に簡単に、自分ばかりではない命が奪われる時代。
本当に多くの人が自分を殺して悲劇の一生を過ごしていたんだなと思いました。

光秀、玉子が主役で格好良く書かれていますが、この本の登場人物で私が一番格好いいと思ったのは、細川藤孝です。^^
玉子の嘘を全く咎めず、何も質さず包み込んだり、相手を思いやった言葉をかけたり。
また、情報の大切さを知り、それを十分に活かして生き抜いた人。
光秀にも、我が子忠興にもその大切さを伝えた人。
この時代に必要な、『家を守る』ための判断力を持つ人。
賢い人だと思いました。

ずれた感想ですみません。(><;)
  • posted by みい 
  • URL 
  • 2008.11/25 17:47分 
  • [Edit]

みいさんへ 

わざわざ、感想を書き込んでくださってありがとうございます。

「細川藤孝」ですか
渋い!お目が高い(笑

この時代、弱小細川家が
お家を存続させるために
常に情報のアンテナを張り
的確な判断を下し、実行に移すということは
お家に付随するたくさんの家臣を路頭に迷うわせることがないように
という、トップに立つ人の最大限必要な能力だと思います。
歴史小説はどの人にスポットを当てるかによって
主役になる人が変わり
そのそれぞれでドラマが生まれるから
いろんな、読み方ができますね。
確かに細川藤孝さん
しぶくてかっこいいです。

  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2008.11/26 12:59分 
  • [Edit]

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あんすぅままの育児日記

ダンサー
一卵性双生児あんとすぅ(6ヶ月の頃)です

プロフィール

あんすぅまま

Author:あんすぅまま
あん(♀)  2004年6月生まれ
出生体重1992gと小粒で生まれた
ものの保育器から出てすぐの
おっぱい授乳で80ccを飲み
看護婦さんを驚愕させたつわもの。
今も食べるの大好き娘です。

すぅ(♀)   2004年6月生まれ
出生体重1624g
あんよりもっと小さく生まれたけれど
自己主張のはっきりしたがんこもの

とーちゃん 大阪生まれ
得意料理はお好み焼きとたこ焼き
これを作ると必ず
「これって売れると思わへん」と聞く
こてこての大阪人

かぁちゃん 京都生まれ
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