あんとすぅと いっぽいっぽ

子供といっしょにちょこっとお出かけ、働きながらちょこっと手作り・・・そして日々思ったことなどを綴っていこうと思います。

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渡辺一枝さんと椎名誠さん

保育所に子供を預けて仕事を続けようと決めたとき
自分の子供をどんなところに預けるかというのは、
親として、いっぱい悩んだことでした。

保育所選びの指針として本などによく書いてあるのは
実際に保育所を見学し、 自分が納得したところを選びましょう
確かにそうなんだけれど・・・
実際はこちらが保育所を選べるほどの選択肢はなく
(保育所の数が少ない、受け入れ先が少ない
たとえ、距離的に近くても別の自治体であると入れないetc.)

ここしか、行けないという選択の元に
保育所を選ぶというのが現実でした。

その頃、読んだ本
灰谷健次郎の保育園日記」灰谷健次郎著 そして
時計のない保育園」渡辺一枝著

どちらの保育所も灰谷さん、渡辺さんが実際につくられた保育所のお話で、
こんなところで子供を育てられたらどんなにいいだろうと
自分の子供を預ける保育園がこんな風だったら・・・
と夢想していました。
そして、シュタイナー教育を実践している保育所や
モンテッソーリ実践の保育所のこと
実際には通えないところにあるこれらの園に憧れを持っていました。

「時計のない保育園」で書かれている通り
自分の理想の園を作ろうと奮闘されている渡辺さんは
同時に自分の子供を保育園に預けて働くおかあさんでもありました。
自分が作り上げようとしている「時計がなくても子供たちの自主性のもと
きちんとした生活が営める保育園」とは違う市立の保育園に
自分のお子さんを預けていらっしゃいました。
そこで、怠慢な保育士さんの姿に憤慨して「任せられない」の思いのもと
自分の子育てを家庭でしっかり行われるのです。
そしてその子供のお話

「岳物語
」椎名誠著
渡辺一枝さんのだんな様というのは作家の椎名誠さんなのでした。
私は椎名誠さんの本をあまり読んだことはなく、風貌や本の題名から
(「さらば国分寺書店のオババ」や「哀愁の町に霧が降るのだ」など)
冒険好きの破天荒なおじさんというイメージを持っていました。

その椎名さんと渡辺さんがご夫婦というのはちょっと不似合いなような
ピンとこない感じがしました。
というのも渡辺一枝さんの文章はとても優等生的だったので・・・
(最初読んだとき、あまりな断定的な言い方に
少々、反感を覚えた部分もあります。)
椎名さんご自身も「岳物語」で 「番長と級長の結婚」と申されております。

椎名さんと渡辺さんは岳君を育てるにおいて
「小学校に上がるまで字を教えない」
と二人とも一致した考えで育てられています。
そして、岳君はお父さんである椎名さんとプロレスをし
釣をし、カヌーをして、雄雄しくたくましく育っていきます。

「岳物語」で登場するお母さんの渡辺さんはとても「かわいらしい」方でした。
岳物語を読んでから、もう一度、「時計のない保育園」を読み返すと
渡辺さんがどんな風に思って、こんな行動をとられていたか
「きつい」とうつった言動も椎名誠さんが語る
「いちえお母さん」を思うとやさしく、オブラートに包まれて
いちえさんの言葉に素直に耳を傾けることができます。


家庭で育てたように子供は育つ
いい保育所だけが子供がよりよく育ててくれるのではない。

一番に子供のことをよく見て、考えて、育てるのは家庭である
そんな風に思わせてくれるお二人の言葉は
子供を保育所に預けることに多少の後ろめたさを持つ親として
救いでありました。

たとえ子供を預けて働いていても
「一番、愛してるよ」と 「一番、君たちの事考えているよ」と
親はいつだって思っています。

*Comment

そうそう! 

ブログのコメントでお話したか忘れてしまったのですが
椎名誠さんの「おはよう、うみちゃん」という本に、
保育園に預ける顛末とか結婚のなれそめとか書いてあって面白かったですよ!
渡辺さんは、お花を求めて、モンゴルをさすらう人、というイメージ
だけがワタシにあったので、保育園を作られていたとはオドロキでした。

灰谷さんの小説は、ワタシも何冊か昔読みました。
子どものことをすごく見ている方ですよね。

シュタイナー園はワタシも憧れましたが(うちの園は違うのですよ)
一度問い合わせたとき、世間がいかに汚れてるかみたいな話しぶりで
ささーっと冷めてしまいました。
やっぱり親だと思いますよ!(自分に自信はないけど)
  • posted by りるみー 
  • URL 
  • 2008.04/05 10:41分 
  • [Edit]

りるみーさんへ 

りるみーさんに椎名さんといちえさんがご夫婦であると
教えてもらわなかったら
私の読書は「時計のない保育園」で終わっていたでしょう。
今は図書館で借りた椎名誠さんの「かえっていく場所」という
本を読んでいます。
「おはよう、うみちゃん」もおもしろそう。。。
読んでみます。
いちえさんの保育園は「シュタイナー」という言葉は出てこないのですが、目指されているところがとても似ているような
気がします。
「幼い日々は静かにゆったりながれるのがいいのです」
と・・・
あっ、それと
いちえさんが保育の勉強会に行かれたときの講師が
「羽仁協子」という方です。
自由学園創始者の羽仁吉一羽仁もと子夫妻のお孫さんと
同姓同名なのでひょっとしたら同一人物?
そう考えるとわたしが「こうな風に子供を育てたい」
という思いもつながっているなと思います。
  • posted by あんすぅまま 
  • URL 
  • 2008.04/06 00:45分 
  • [Edit]

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あんすぅままの育児日記

ダンサー
一卵性双生児あんとすぅ(6ヶ月の頃)です

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あん(♀)  2004年6月生まれ
出生体重1992gと小粒で生まれた
ものの保育器から出てすぐの
おっぱい授乳で80ccを飲み
看護婦さんを驚愕させたつわもの。
今も食べるの大好き娘です。

すぅ(♀)   2004年6月生まれ
出生体重1624g
あんよりもっと小さく生まれたけれど
自己主張のはっきりしたがんこもの

とーちゃん 大阪生まれ
得意料理はお好み焼きとたこ焼き
これを作ると必ず
「これって売れると思わへん」と聞く
こてこての大阪人

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