あんとすぅと いっぽいっぽ

子供といっしょにちょこっとお出かけ、働きながらちょこっと手作り・・・そして日々思ったことなどを綴っていこうと思います。

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東京バレエ団公演 バレエ「ジゼル」

今日は完全にかぁちゃんの趣味の世界
育児日記とは程遠いです。

何年かぶりで
本格的バレエの鑑賞!
子供ができてからいわゆる「バレエの発表会」
は何度となく観に行っていますが(あんすぅを連れて)
プロのバレエ団によるバレエ公演は
ほんとに久しぶり

今回の公演は
パリ・オペラ座のエトワール「マニュエル・ルグリ」を迎えての
東京バレエ団大阪公演
そして、主役は大好きな斎藤友佳理さんとなれば
なんとしてでも「見たーい!」
とーちゃんに拝み倒してあんすぅの
保育所へのお迎えを頼み
この日を待ちました。

近畿地方、台風接近
で心配していたものの雨もそんなに降らず
18:00過ぎに大阪フェスティバルホールへ
今回の出し物
「ジゼル」のお話を簡単に説明すると

村娘ジゼルは村を訪れる青年アルブレヒトと恋におちます。
ジゼルを愛する村の青年ヒラリオンはそんな二人に嫉妬します。
そして、アルブレヒトが実は貴族でジゼルとは身分が違い、
婚約者もいる身であることを告げます。
そこへアルブレヒトの婚約者バチルド姫が現れ
アルブレヒトはバチルド姫の手に口付けをします。
その様子を見て、すべてを悟ったジゼルは
気が狂い、死んでしまいます。

第一幕はここで終了。
このジゼルの発狂のシーンが第1幕の見せ場じゃないかしら。
というか、この場面が私はすごく好きなのです。
髪をかきむしり、ぱらぱらと落ちていく髪の中で
恍惚の表情を浮かべたジゼルが
楽しかった、アルブレヒトとの踊りを再現する。
二人でした花占いの様子。
「好き、嫌い、好き、きら・・い」
「嫌い、ううん
私はあなたが好き、あなたも私が好き」

そんな風に踊りで台詞が聞こえるように表現されているのです。

そして、第二幕

場面は森の中
乙女のままで死んだ娘はウィリーとなって
森に迷い込んだ人間を踊り狂わして殺してしまう。
ジゼルもそんなウィリーの一員になったのです。
ジゼルの死を悲しみ、森にきたヒラリオンは
ウイリーたちの怒りに触れ殺されてしまいます。
そして、また、アルブレヒトも
ジゼルに許しを請うために森にやってきます。
ウィリーの女王ミルタはジゼルにアルブレヒトを殺すよう
命じるのですが
ジゼルにはそんなことはできません。
他のウィリーたちに「アルブレヒトを助けて」
と懇願するのですが拒絶され・・・

アルブレヒトが踊りつかれて
倒れこんだ時
遠くで夜明けを告げる鐘が鳴ります。
朝の訪れと共にウィリーたちは消えていきます。
アルブレヒトは助かったのです。
最後まで愛する人を守りぬいたジゼルも
朝の光の中に帰っていかねばなりません。

アルブレヒトの身体を包み込むように
抱く腕のなんと慈愛に満ちたことか・・・
まるで母が幼子を抱くような
何の見返りも期待しない純粋な愛情のみの抱擁。

愛する人の裏切りさえ許し、愛しぬいたジゼルの魂もまた
救われ、朝日のなかに消えて行ったのではないでしょうか?


このアルブレヒトって
考えようによっちゃぁ、めっちゃマザコンで(親の決めた
婚約者を断りきれない)
優柔不断で情けないやつ
なんだけど
これをルグリが演じると貴族的オーラが立ちのぼり
恋に悩むナイーブな青年
て感じがするのね。

そして、ジゼル
ウィリー(精霊)となってまるで人間的なものを排除し
無機質な空気に漂うもの
として演じる人もいるのだけれど
斎藤友佳理さんのジゼルはあくまでも
「人間」ジゼル
最後まで自分が愛した人を愛しぬき、守り抜き
やさしさと愛に包まれている。

どっちがいいではなく、私はこのお二人の解釈が
とても好き!

なのに・・・

1幕が終わったときに
袖からなにやら人が現れ
「皆さんにお詫びを申し上げます」

「なにぃ?」(いやーな予感)

「第1幕で主演のマニュエル・ルグリがふくらはぎを
故障いたしました。
よって、2幕は代役として東京バレエ団の高岸直樹が踊ります」

えー!!!
ルグりを観に来たのよ!
何ヶ月も前からめッちゃ楽しみにしてたのよぉ!

2幕の森のシーン
悔恨にくれるアルブレヒトがゆりの花束を抱え
黒いマントを身にまとい颯爽と現れる。
そして、ジゼルの墓の前でひれ伏して許しを請う。

これを
「ルグリ」で観たかったのよぉ
あくまでも気品あふれる貴公子アルブレヒト
優雅な所作と立ち振る舞い
これこそ、ルグリ!てのをたのしみにしていただけに
とっても残念。

もちろん、代役の高岸直樹さんもすばらしかった。
もともと、斎藤友佳理さんのパートナーだし
普段から踊ってらっしゃるコンビなので
急な代役でも良くぞここまでという感じで踊ってらっしゃったけど
私が期待していたアルブレヒトじゃないのよぉ

しかし、
ウイリーの群舞は幻想的で「死の妖精」の雰囲気が
とてもよく出ていたし、
なにより斎藤友佳理さんの「ジゼル」はすばらしかった。

1幕の少し病弱で初々しい村娘
2幕のウィリー

その両方ともがまさしくジゼルだった

恋だけをして無邪気だった村娘
その恋を失って気が狂いウィリーになってからは
愛する人を懸命に守ろうとする「強さ」がにじみ出ている。

斎藤友佳理さん、お子さんを持つママさんダンサーです。
そして、何年か前にアキレス腱を断絶し、そこから完治し
復活を果たしたダンサーです。
復活公演もこの「ジゼル」でした。

踊り終えたとき
とてもいとしそうに舞台にキスされた
その表情が忘れられません。

舞台はその「人」がでます。
苦難を乗り越えられたゆかりさんの人生が
ゆかりさんの「ジゼル」をも深いものにしていっているのだと
思いました。

ルグリは残念だったけど
久しぶりに夢の世界に酔って家に着いたら
現実が・・・

散らかった我が家と子供たちの笑顔
さぁ、明日は家を片付けなければ・・・

*Comment

NoTitle 

バレエの知識は無いのですが、
舞台の素晴らしさを綴られた文面に
惹きこまれました。
素敵な時間をすごされたのですね。
夢のひとときの後は、やっぱり現実。
でも、リフレッシュした後なので
お片づけ、頑張って下さい!

  • posted by セカンドピヨコ 
  • URL 
  • 2008.09/20 09:48分 
  • [Edit]

セカンドピヨコさんへ 

すいません、バレエのことになると
熱く語ってしまいます。(笑)
実際、久しぶりのリフレッシュで
お留守番してたとーちゃんと娘たちに
感謝!です。
さて、がんばって、家の片付けしなくちゃ
  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2008.09/20 10:27分 
  • [Edit]

趣味の世界を 

楽しまれてきたんですね♪

日々こんだけ頑張ってるんだから、
ママにこんな時間も当然必要~☆

送り出してくれるとうちゃんは優しいね。
うちもだけど…、
そこ(趣味)を制限したら
母壊れる…と思っているかも(^m^)

  • posted by きなり* 
  • URL 
  • 2008.09/21 00:19分 
  • [Edit]

きなり*さんへ 

家族の理解があってこその
趣味の世界
ありがたいことと思っています。
夢の世界、堪能してきました。
  • posted by あんすぅまま(お返事) 
  • URL 
  • 2008.09/21 08:34分 
  • [Edit]

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あんすぅままの育児日記

ダンサー
一卵性双生児あんとすぅ(6ヶ月の頃)です

プロフィール

あんすぅまま

Author:あんすぅまま
あん(♀)  2004年6月生まれ
出生体重1992gと小粒で生まれた
ものの保育器から出てすぐの
おっぱい授乳で80ccを飲み
看護婦さんを驚愕させたつわもの。
今も食べるの大好き娘です。

すぅ(♀)   2004年6月生まれ
出生体重1624g
あんよりもっと小さく生まれたけれど
自己主張のはっきりしたがんこもの

とーちゃん 大阪生まれ
得意料理はお好み焼きとたこ焼き
これを作ると必ず
「これって売れると思わへん」と聞く
こてこての大阪人

かぁちゃん 京都生まれ
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ただいま、働きながら双子育児中♪ 
 

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